薪ストーブのお手入れ方法
薪ストーブのお手入れ方法
シーズン前には必ず点検しましょう!
私たちがご提案する薪ストーブは、誰にでも簡単にメンテナンスができるのが魅力の一つです。薪ストーブシーズン終了時に清掃をしましょう。
また、シーズンが始まる前には、必ず薪ストーブ本体と煙突の点検を行いましょう。
下記のメンテナンスポイントを良く読んで、改善すべき箇所はすぐに交換・修理・清掃してください。
メンテナンスは快適で安全な薪ストーブライフを送るための健康診断でもあります。
薪ストーブを長持ちさせるコツは、日頃から、薪ストーブに負担をかけ過ぎた使い方をしていないかどうか、お客さまご自身の目で診断することです。
不安な時はプロに任せて!
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TEL 047-411-9888
薪ストーブのメンテナンスで使う道具
道具の内容
①ゴーグル・防塵マスク・汚れても良い手袋
②・新聞紙(周りを汚さないため)
・マイナスドライバー(ガスケット交換用)
・ハンマー(ガスケット交換用)
・ワイヤーブラシ
④・ストーブポリッシュ
・ガスケットセメント
・ガラスクリーナー
⑤ガスケット
⑥ファイヤーツール(ほうき・シャベル・火掻き棒)
薪ストーブメンテナンスのやり方
灰の掃除
オフシーズンの灰はどうするべきか?
木灰は強いアルカリ性なので鉄の酸化を防ぐと言われます。その反面、湿気を呼ぶことも考えられます。
クリーンバーン燃焼のエリートなどは、シーズンイン前まで灰を残し、使用前に捨てるかほぐすのがお勧めです。
リーンバーン燃焼などのエンライトのように、細かい空気の通り道がある機種などは、再燃焼ボックス前のセラミック部品の周辺を綺麗にした方が良いでしょう。
ガスケットの点検・交換
ガスケットは、ドアやダンパーなど各場所にあります。
交換方法は、古いガスケットを取り去り、マイナスドライバー、ハンマーを使い古いセメントを取り除きます。
かなり堅いのでガラス周りなどの場合はガラスを外しておく方がよいでしょう。
細かいかすはワイヤーブラシなどできれいに取ります。
✳️一部機種はドアガスケットなどは耐熱シーラントで接着したものもあります。交換の際は同様に残ったシール材を除去してから取り付けてください。
きれいになった溝にガスケットセメントを充填して、指定サイズのガスケットを貼り付けます。
交換時期の目安:紙幣を一枚はさんでフタを閉め、紙幣を引っ張り抵抗なくとれるようであれば交換の時期です。
以下はドアのガスケットの交換方法です。
1:扉を外す
2:ガスケットをはがしていく
3:付着したセメントをドライバーなど使ってはがす
4:ワイヤーブラシを使って表面をキレイにする
5:ガスケットセメント、又はガスケットボンドを溝に流す
6:新しいガスケットを貼付ける
7:ガスケットを張り終えた状態
8:扉を戻しロックする(常温で24時間乾かす)
ガラス掃除
各メーカーの薪ストーブはガラスに煤がつきにくいように工夫されています。
しかし、薪の状態や誤った使い方(燃やしてはいけない物などの燃焼)により汚れがついてしまいます。
薪ストーブ用のガラスクリーナーを利用して拭き取ることできれいになります。
この場合もフタの形状などにより、ガラスを外した方が良い場合があります。お手持ちの機種にあわせて拭いてください。
1:布に適量出して拭く
2:ガラスが透明になったら完了
サビが発生していないか?
多くの薪ストーブは鉄でできています。このためサビは避けて通れません。
塗装が剥がれたり、色あせた場所などを放置するとそこからサビが広がり、最悪の場合は穴が開くこともあります。
特に、ケトルや鍋、スチーマーなどを乗せるトッププレートはサビが発生しやすい場所です。
サビは、まずワイヤーブラシなどを使い取ります。そして広い面積であればスプレー、小さな面積であればポリッシュで補修することができます。
また、ケトルや鍋を使用の際、傷まないようにウォーミングシェルフやトリベットを使うのもお勧めです。
1:塗装が剥がれたり、色あせた箇所に適量を塗る
2:乾いた布で、ムラのないように丁寧に塗り込む
3:仕上がり
トリベット
薪ストーブの上の調理に最適です。
クッキングトップの上で鍋の下に敷くと熱を弱めお湯が煮立つことなく暖め続けられます。
サイズ:L310mm×W170mm
¥7,260税込)〜
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コンバスター(触媒)などの消耗部品の点検
機種によりコンバスターなどの交換方法が異なります。お手持ちの機種付属のマニュアルを参考に交換をしてください。
消耗品には使える耐久時間などが設定されていますが、使用状況やメンテナンスにより十分な性能を発揮できない場合があります。点検は必ず行いましょう。
1:ツールキットを使って天板を外す
2:天板を外し、リフラクトリー(断熱材)を外した状態
3:コンバスターを取り外す(巻いてあるガスケットも取り除く)
4:新しいコンバスターにインテラムガスケットを巻き付ける(セロテープで軽く止める)
5:コンバスターにインテラムガスケットを付けた状態
6:新しいコンバスターをセットし、天板を元に戻す
煙突掃除について
屋根出し煙突の場合
煙突が屋根を貫通して立ち上がっている場合は、まず煙突トップを取り外し、専用の煙突ブラシに柄をつなぎながら煙突内に差し込んでいき、2~3回上下させます。
このときできるだけ室内側の煙突は取り外し、残りの煙突の先にビニール袋などを結びつけて、煤をこの中に落とすようにして下さい。
室内側の煙突が外せない場合は必ずストーブの扉を閉めて行ってください。
ストーブ内に落ちた煤はきれいに取り除きましょう。
煙突ブラシ用ロッド(920mm)
ロッド部分には、柔軟性と剛性が高い最高グレードのポリプロピレンが使用されています。
堅い真鍮が使用されている接続部は、真鍮リベットでしっかりロッドに固定されています。
¥1,870(税込)〜
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ご自身で煙突掃除が難しい場合は、フランシスでも承っております。「煙突掃除・メンテナンス」のページをご覧ください。
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壁出し煙突の場合
煙突が壁を貫通して立ち上がっている場合は、通常外部に出たところの曲がりに掃除口の蓋がついていますので、ここから煙突ブラシを差し込みます。
室内部分は取り外して、屋外で煤を除去してください。
壁貫通部は室内側より煙突ブラシを差し込み、外部の曲がりの掃除口から煤を落とします。
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煙突掃除にお勧めの「クレオソート リムーバー」
クレオソート リムーバーとは、湿ってねばねばした煙突にこびりついたクレオソートを乾燥させ、はがれやすくさせる煙突用クリーナーです。
クレオソート リムーバーを使用することにより、煙突ブラシでの掃除を簡単にする上、安全な常態にします。
煙突掃除の回数を減らすだけでなく、煙突火災の危険性も減らします。
取り扱いが安全で、汚染を引き起こさず、引火性がなく、薪ストーブと煙突の腐食予防にも役立ちます。
使用方法
1回の使用量は20〜30g程。
最初の1ヶ月は1週間に2回、その後は1週間に1回の頻度で燃えている火室内に散布するとより効果的です。
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